備忘録

私から見える世界を私のために残す場所

2024年4月2日の朝に

 

Sexy Zoneが最後のライブを終えた翌日、timeleszというグループ名、そしてtimelesz projectが発表された。

今その怒涛の発表から一夜明け、友人たちを見送り1人になった朝。今の気持ちを絶対に忘れたくないと思い、記録に残すことにした。

以下あくまで「私が」「今」どう思っているかについての内容になる。

 

正直なところ「3人が決めたことなら応援する、頑張れ」が配信終了直後から11時間ずっと変わらない気持ちだ。友人たち以外のオタクの反応をほぼ見ていないけれど、かなりポジティブな意見に偏った方だと思う。そのせいで昨夜は友人たちを困惑させたかもという気持ちが今更発生していてかなり反省もしている。

 

ポジティブに受け入れられた主な理由には本人たちから「ここから売れるため、目指したい場所を目指すための手段だ」と伝わったから、がある。

Sexy Zone時代、グループで目標を掲げ、さあ行くぞという場面でさまざまな困難を迎え、もどかしい気持ちがこちらにも伝わるときもあったし、オタクが勝手にもどかしくなっていたりもしてきた。そして2人がグループから卒業し3人になることで、これまで掲げていた大きな目標も、11年かけてやっと叶えられたドーム公演もまた少し遠ざかってしまったのは事実だと個人的に思っていた。

冠番組を手に入れて、馬鹿みたいに売れて、いわば事務所の偉大な先輩たちを超えるような活躍で国民的なグループになる。このメンバーならきっと叶えられると信じているけれど、どうしたら、いつになったら時の運とやらはこちらを向いてくれるのか。そんなことを思ってしまっていた中での昨日の発表。一番は「オーディション番組をやる(プラットフォームはまだ決まっていない)」を聞いた時だった。それまでざわざわしていた心の中がすっと落ち着いて「あぁ、この人たち今使える手段全てを使って売れようとしている」と理解できた。

オーディション番組をやれば、それはすなわちほぼ冠番組でありその枠をその後も使い続けることができる可能性が出てくる。新メンバーを知ってもらうという体であればデビューして13年経った彼らであっても無限にテーマは出てくるだろう。ましてやこの時代にこの事務所に所属する彼らが今一大コンテンツであるオーディション番組をやればかなり話題になる(現に今なっている)はず。他の誰もやろうとしなかったことをはじめることで、事務所だけでなく業界の中心からもはや暴力的とも言っていいほどのやり方で注目を集めようとしている。

結局何が言いたいかというと今まさにこの3人は「自らの手で自らが生きる世界を動かして自分たちの勝ちを手に入れようとしている」という事実に痺れてしまった。それはもう、旧体制のデビュー曲に対するまた新しいアンサーのようで。

あまりに大きすぎる賭けだと思う。見なくてもわかる、ファンからは賛否の否が大きいだろう。Xのおすすめトレンドに入る言葉たちを見るだけで胸は痛む。正直私も「落ち着くことのないグループだなぁ」と思うし、多少なりともと言えない量のこれまでのファンを一旦失うかもと思うとそれも怖い。

それでも3人は、年末の国民的音楽番組に出て、5大ドームツアーを行なって、国立競技場でライブを行うため、その変わらない夢をファンと叶えるためにこの手段を取ったんだと思うと、私は「かっこいい」その言葉しか出てこない。本当にかっこいいい。

自担が言った「自慢できるグループでありたい」という言葉は、ファンとしては「ずっと自慢だよ」と言いたくなったけど、それを飲み込んで言いたい。絶対手に入れよう。彼らが今欲しいと思っている、叶えたいと思っているもの全部手に入れよう。結局その先で「好きでよかった、Sexy Zoneに、そしてtimeleszに出会えたことが一番の自慢だよ」と言っている自分がいる未来が想像できてしまった。だから、これからもついていくね。

 

 

なお余談かつ重要で自戒すべきなのはこう考えられた原因において「大好きな人がアイドルとしてそこにいてくれるなら何でもいい」という私のスタンスがあまりに大きいこと。

松島聡くんが「自分にはSexy Zoneしかない」とこの道をここで続けることを決断したとき、その決断の先での彼の選択なら全て受け入れ見守り応援したいというこちらの覚悟も決まってしまったんだと改めて思った。

昨夜ファンの反応も想像つくだろうに「もういつも言うゆる〜く頑張るは僕には必要ありません」と言った貴方のことを私は今私の世界で一番かっこよくて一番好きな人だと改めて思っています。

 

 

おまけ

配信の松島聡くんビジュアルドンピシャに好きすぎて困ったので、大事なことを話すときはもう少し抑えてほしい。でもそれだけ気合いが入っていたということで、そういうとこも大好きです。